母の弁当日記 大学生編

大学生の娘と弁当と日常の記録

1/14 <速報>センター1日目 ウチの場合

センター試験前日

センター終わった後に、自分にご褒美的なものあげたら?と私が提案すると、「アップルパイ、食べたいな・・」と答えた娘。えっ!アップルパイ?なんか昔の貧乏な家の子供みたいなこと言ってきた・・・でもまあうち貧乏だし、そっかーアップルパイ食べたいの言えないで我慢してたのかー。えー、、、、なんか、、、ごめん。

 

センター試験1日目

弁当にかつ丼を作ろうと思っていたのだけど寝坊してしまい、冷食オンパレードになってしまった。

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質素~

 

娘の場合は、試験開始時間が10:40からだった。朝は余裕があるなと思っていたら、8時ごろテレビで「受験生が続々と会場に到着しています!」という映像が流れて、うちの受験生まだ家にいるけど大丈夫なの!?とちょっとあせった。映っていたのは大雪の会場らしい。雪で交通が荒れ荒れのところは、行くだけで労力奪われて気の毒だ。

1時間前には会場に着くようにと学校から言われてるらしく、8時半ごろ家を出た。

1日目は文系科目、娘の得意分野だ。ここで取りこぼしなく点数を稼いでおきたいところ。だけどもう、そういう話はしないでおいた。おそらく本人がいちばんよくわかっているだろうし。「がんばれ」というのもかえってプレッシャーになるから言わないほうがいいそうで、「大丈夫!」と言ってあげるのがいいんだそうだ。だけど私が大丈夫と言うとなんか嘘くさいから、「とりあえずマークミスとかつまらないミスはしないように」と言ってクールに送り出した。

幸い東京は電車遅延もなく、予定通り着いたとLINEで連絡が来る。

家で情報収集していると、地理Bでムーミンとかビッケが出たなんてタイムラインが来た。あーこれうちの子だったら絶対知ってたよなあと思う。ムーミンもビッケも私が教え込んでたから・・・。だけど残念ながら娘は地理選択ではなく現社なのであった。

 

猫を病院に連れていく以外予定がなかったので、なんとなく家でぼーっと過ごす。ちなみに猫は抜歯をした。大暴れであった。

 

ロンブーの淳の記事を読んで、何となく私も勉強したい気にかられたけれど、そのあと河合我聞のブログを見て、あーやっぱやめよ~と思ったりしてた。同年代ががんばってるのを見るとすごく刺激になる。私も何かをがんばりたい。何か。

 

いつもは仕事で夕飯も遅くなるけど、今日は帰ってきたと同時にすぐ食べられるように早めに作り始めた。胃もたれしないようなあたたまるもの=おでん。

そうこうしてるうちに、帰ってきた娘。

聞いていいものかと迷ったが、聞いた。

 

「どうだった?」

 

「国社はまあいつも通りだけど・・・

リスニングが全然わかんなかった!

 

ぐげえええーマジかー (」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」

と内心思いましたが、

 

「うーーん。。」と濁しておいた。

リスニングがダメとははっきり言って想定外である。

緊張した?と聞いたら、一番最初はしたけど、だんだん疲れてきちゃって・・・とのこと。

1日目では自己採点は絶対しない、友達と答え合わせもしない、と学校から言われているためこの日は何もしない。明日のことだけ考える。

 

センター2日目

今日は理系科目。一番の不安材料である「数学」がある。

数学だけは未だに仕上がっていない。昨夜も遅くまで勉強していたようだが、朝支度をしているときに「ああ、どうしよう・・」とかなり弱気になっていた。

これはまずい。問題見て頭真っ白になるやつだ。

こんな時になんて言えばいいのだろうか、と考えて

「最悪、1問合ってればいんじゃない?」と言ってみた。本当は正解が1問だけで良いわけないんだけど。だけどそうしたら少し気が楽になったようで、全部あってなくてもやれるだけやって細かい点数を稼げばいいかと少しポジティブになった。できなかった分は生物と化学で補えればベスト。

 

昨日作れなかったかつ丼を。

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 ちょうどいいピックがなかったので、あったピック全部刺して応援。数学のことを考えたらかつ丼なんて喉を通らないだろうと思うが。

 

だけど。今までの娘の人生、なんとなくトントンと来ていたけれど、挫折を味わうことも必要なんじゃないかしらと思った。そりゃあもちろんトントントンとうまくいってほしいけど、挫折を経験することは悪いことではないのだと思えば、親の方も気が楽になる。

 

時刻は12時。いちばんの苦手な数ⅠAを娘はどんな気持ちで解いているのだろうか?

そんなことを考えながら、これからアップルパイを買いに行く。